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CBDは尿検査や薬物検査で引っかかるのか?

「CBDを摂取し始めたけど、尿検査をして引っかからないのか心配」
「海外出張や海外旅行に行って違法薬物と勘違いされないか?」
「そもそもCBDを海外に持ち込めるのか?」

このような疑問や不安を持っている方もいるのではないでしょうか。

CBDは、その安全性がWHOでも承認されています。そのため、尿検査を始めとする薬物検査の対象になっていませんが、検査で陽性になってしまう可能性がゼロではありません

このような事態を避けるために、今日はCBDの気になる尿検査について、そして、検査で陽性にならないために、どのような商品を選べばいいのか紹介します。

【目次】
尿検査とは?
CBDは尿検査で引っかかるか?
どのような商品を選べばいいのか?
CBDの体内残留期間とは?
CBDはどれくらい尿検査ででてくるのか?
CBDは機内に合法的に持ち込めるのか?
CBDは海外に合法的に持ち込めるのか?
海外に行ってCBDを違法薬物と勘違いされないためには?

尿検査とは?

尿検査とは、薬物検査の一つで、尿検査を通して、違法薬物やその他薬の有無を検出するための検査です。

テレビでご覧になったことがある方もいるかと思いますが、尿以外にも、髪の毛や血液によって薬物検査をすることができ、それぞれ使用経過時間や使用摂取量などを見ることができます。

業種によっては企業が尿検査を行うこともあるようです。

ほとんどの場合、運送業や化学プラントなど、事故になった場合に大惨事を起こす可能性があったり、周辺地域に大きな被害をもたらす可能性がある業種で、とくに機器の操縦者に対して行われることが多いようです。

CBDは尿検査でひっかかるのか?

CBD商品を摂取した場合に尿検査で陽性になるかどうかは、そのCBD商品にTHC成分が入っているかどうかによって決まります。

一般的に、CBD自体が尿検査を始めとする薬物検査で引っかかることはありません。

ですが、正規ルートで輸入されたCBD商品にも、THCがごく微量に含まれている可能性があり、これが原因で、THC偽陽性の結果がでてしまうことが稀にあるようです。

「偽陽性」とは、実際にはその薬物の使用をしていないのに、検査結果で陽性が出てしまうことを言います。
本来、日本に正規ルートで輸入されているCBD商品には、THCが含まれていません。THCとは、向精神作用があり日本では違法となる成分です。そのため、日本では商品の輸入許可の時点でスクリーニングされています。

ですが、 CBDオイルは、どれほど純粋で高品質であろうと、ごく微量のTHCを含む可能性があり、感度が高い検査キットで検査をすると、「偽陽性」が出てしまうことがあるのです。

つまり、成分表にTHC成分が記載されていないにも関わず、実際のCBD商品にTHCがごく微量に含まれていることが稀にあり、これが尿検査などの薬物検査で「偽陽性」が出てしまう理由です。

どのような商品を選べばいいのか?

このような商品を避けるためにも、CBDにTHCが含まれていないことを製品のラベルや仕様書で確認することはもちろん、以下の2つに注意をして商品を購入するようにしましょう

販売会社自ら第三者機関に依頼し、成分分析が行われた商品を購入すること

サプライヤーの第三者分析結果だけではなく、販売会社が自ら分析機関に依頼し、成分分析が行われた商品を購入することで、THCの偽陽性結果を極力避けることができます。

aequusでは、世界的な分析機関に商品の成分分析を依頼していますが、サプライヤーからの成分分析と違う結果が出てくることもあります。

また、サプライヤーが行う第三者分析よりも精度の高い成分分析結果を得られるため、THC成分の有無を小数点数桁まで調べることができるので、安心です。

そのため、サプライヤーの第三者分析だけではなく、販売会社自らの依頼によって成分分析が再度行われた商品を購入することをお勧めいたします。

第三者分析が行われた商品一覧はこちらから:
https://aequus.official.ec/categories/2611278

アイソレート製法のCBD商品の購入をすること

上記が叶わないのであれば、アイソレートのCBD商品を購入することをお勧めいたします。

麻にはカンナビノイド成分が100種類以上の成分が含まれています。
それらの麻の成分から、CBD成分(カンナビジオール)だけを抽出する製法をアイソレート製法と言います。

アイソレートされたCBDは、純粋なCBDの粉末であることから、CBDクリスタルやCBDパウダーとして販売されていることもあります。

アイソレートのCBD商品には、THCは一般的に含まれていません。

CBDの体内残留期間とは?

一方で、尿検査が万が一行われた場合、検査に引っかかるかどうかを見るために、そもそも CBDが体内にどれくらいの期間残るかについてみていきましょう。

一般的に、CBDを不定期に都度摂取している方は、CBDが1日で体外に排出されるといわれていますCBDを日常的に使っている方のCBD体内残留期間は2日~5日間で、多くの人はCBDが1週間程度で体外に排出されます。

そして、CBDを長期間に渡り日常的に摂取しており、かつ、数週間で1日あたり10 mgを超えるCBDを摂取している場合は、最大3週間CBDが体内に残留する場合があるようです。

ですが、CBDの体内残留期間は、CBDを摂取している方の体質や摂取量等様々な要因と関わっているため、一義的に〇日体内に残留する、ということが言えないため、注意が必要です。

CBDはどれくらい尿検査で出てくるのか?

CBDやTHCが尿内にどれくらい残り検出されるのかについての研究はほとんどありません。

唯一公開されているのは、2016年のカリフォルニア州で行われたPacific Toxicology Laboratoriesによる、THC成分が含まれたCBDの研究結果です。

研究内容

CBDが多く含まれているタバコやオイルカプセル等の大麻製品を15人の被験者に投与。CBDを投与してから2時間後、尿サンプルを採取。その結果、15人の参加者のうち15人すべてがCBDについて陽性となり、15名のうち14名が、THCAも陽性となる。
(THCA:THCが熱にさらされる前の状態)

CBDオイルカプセルを1回だけ摂取した1人の被検者を24時間追跡したろころ、尿中のCBDの量は24時間でほぼ検出できないレベルまで低下した。

この研究データは被験者の人数が限られているため、一概には研究結果を判断することができません。ですが、CBD商品を摂取2時間ではCBDがほぼ確実に尿内から検出され、もしCBDを1度だけ摂取していることを前提とした場合でも、約24時間は尿検査でCBDが検出され続けることが考えられます。

CBDは機内に合法的に持ち込めるのか?

そもそも機内に持ち込める液体の量は制限されています。
そのため、CBDが固体クリームを含める液体の場合においても、機内に持ち込める量は制限されます。

国内線の場合:

CBDは化粧品・香水・医薬品に分類されるため、国内線に持ち込める量は以下のように決められている。

”1容器あたり0.5kgまたは0.5リットル以下、かつ一人あたり2kgまたは2リットルまで。”

国際線の場合:

国際線の場合は、CBDをそもそも渡航先の国で許可されているかどうかも関係しているため、一概には言えません。(以下CBDは海外に持ち込めるかを参照)

ですが、一般的に固体クリームを含める液体を持ち込める量は、以下の通りです。

”各液体が100ml以下の容器に入っており、総容量は1リットル以下で、縦横辺の合計が40cm以内で収まる、透明なプラスチック袋に入っていること。”

また、手荷物検査の際は、その袋を検査係員に見えるように提示する必要があります。

CBDは海外に合法的に持ち込めるのか?

海外出張や長距離のフライトなどで、CBDを機内に持ち込みたいという方もいるかもしれません。

ここでは日本人の海外渡航先トップ3の、アメリカ・中国・韓国について、CBDが持ち込み可能かどうか見ていきます(2020年10月8日時点)

アメリカ

アメリカでは、THCの含有量が0.3%以下のCBD製品、FDA(アメリカ食品医薬品局)が承認しているEpidiolexという商品の持ち込みが許可されています。

基本的に、アメリカで販売許可されているCBD製品であれば持ち込むことが可能ですが、最終的に持ち込みが可能かどうかはTSA(アメリカ合衆国運輸保安庁)という機関が判断をします。

中国

中国にCBD 製品を持ち込むことは違法です。

これは大麻が由来となるCBDが原因なのではなく、CBDは「食べ物」という枠にカテゴライズされ、食べ物は海外から中国に持ち込みができないことが理由です。

中国ではアヘン戦争の歴史からも、薬物が厳しく取り締まられていますが、産業用大麻、という視点では、中国は官民一体で市場拡大に取り組んでいます。

THCが含まれないCBD自体は中国では合法ですので、中国国内で正規に売られているCBDは購入しても問題ありません。

どうしてもCBDを中国でも使いたい、という方は現地で購入することをお勧めします。

韓国

韓国にCBD製品を持ち込むことは違法です。
韓国でCBDは麻薬と同等の扱いになっており、CBD製品を医療用目的以外で購入することはできません。

そのためCBD は韓国に持ち込まないでください。

海外に行ってCBDを違法薬物と勘違いされないためには?

海外にCBD を持ち込む場合、国、またアメリカであれば州によって、規制が異なります。そのため、まずは渡航先がCBDを許可しているかどうかを調べておくといいでしょう

基本的に、CBD 製品を海外に持ち込む場合は、THC がどれくらい含まれているのかが焦点になります。そして、日本に帰国する際にも、同様のことが言えます。

CBDの濃度やTHCの濃度が空港で検査されることはほぼありませんが、万が一持ち物検査で質問されたときに、不安なく答えられるように、品質を証明できるような成分分析表や品質保証書、CBD商品の成分表が記載されているパッケージを持っていると安心できると思います。

 

大麻草および、そこから抽出されるカンナビノイド(THCやCBDといった成分)について医療的な有効性があることが日々明らかになってきており、今や大麻に関するイメージは180度引っくり返ろうとしています。ただし、現在はまだ未解明の部分も多く、国によって法的な規制やルールもまちまちであり、まだまだ変革の途上にあると言えます。そのため、ある地域や国では合法であっても別の地域や国では違法になってしまうといった状態が、当面は続いていくと思われます。もちろん私達は、法律を遵守する必要がありますので、CBD製品を使われる場合には十分に注意をしていただきたいと思います。

参考:
https://dailycbd.com/en/how-long-does-cbd-stay-in-your-system/
https://weedmaps.com/learn/cbd/long-cbd-oil-stay-system
https://dailycbd.com/en/south-korea/

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