「CBDオイルの安全性はわかったけど、どうやって始めればいいのだろう」
「まずはCBDオイルを買ったけど、どのくらいの量をどうやって使えばいいのかわからない」
CBDの安全性や利点を理解して試してみたいと思った方は、そのような疑問を持っているのではないでしょか。
今回は、CBDオイル摂取量や摂取方法、摂取タイミング、つまり、CBDオイルの使い方に関する様々な疑問を解決していきます。
【目次】
- CBDオイルの使い方とは?
- CBDオイルの摂取量は?
- CBDオイルの摂取方法は?
- CBDオイルの摂取タイミングは?
- CBDオイルの一日許容摂取量は?
CBDオイルの使い方(摂取方法)とは?
CBDオイルには様々な使い方がありますが、ここでは代表的な3つの方法を紹介します。
舌下の裏に落とす
最も一般的なCBDオイルの摂取方法は、口内の粘膜にCBDを浸透させて摂取する方法です。
- 鏡の前に立ち口を開け、舌を上あごにくっつける。
- 舌の裏にCBDオイルを数滴たらす(犬歯の内側あたり)
- オイルは飲み込まず、1~2分間舌の裏においておく。
- 1~2分後に口の中に残っているCBDオイルを飲み込む。
※CBDオイルを摂取する5分前後は、飲食や喫煙を控えましょう。
※オイルを舌の下で寝かしているとき、唾液は飲まないようにしましょう。
この使い方には3つのメリットがあります。
- 効率的にCBDを取り込むことができる
- 早く効果を感じることができる(15分から30分)
- かんたんにどこでも摂取できる
使い方がシンプルなので、間違えることもなく、CBDを効率的に体内に取り込むことができるため、特に初心者の方におススメの方法です。
食べ物や飲み物に数滴落とす
食べ物や飲み物にCBDを混ぜ摂取する方法は、手軽にCBDオイルを摂取できる方法です。
摂取方法はいたって簡単で、普段飲んでいるお茶等に所定の量を垂らすだけ。
このCBDオイルの摂取方法は簡単ですが、CBDの吸収が遅いこと、吸収率が悪いことがデメリットといえます。
この方法でCBDを摂取した場合、効果を感じるまでに30分から最大1時間かかると言われています。
これは、CBDオイルが消化器官を通って肝臓で代謝され、血流に成分が入ることが理由にあります。
この方法でCBDを摂取した場合、効果を感じるまでに時間がかかり、様々な消化器官を辿ることから、CBDの吸収は効率的ではないとされています。
肌からCBDオイルを摂取する
化粧水前のブースターオイルとして、または普段使っている保湿ケアに混ぜたり、かゆみや炎症を起こしている部分や関節痛・筋肉痛を起こしている部分に直接塗ったりする方法が、この肌からCBDを摂取する方法です。
これは、CBDが肌トラブルの解決や抗炎症、抗菌、筋肉疲労改善等に効果が期待されることが理由にあります。
オイルに含まれているCBDの量によって、肌に使う量は変わりますが、皮膚にCBDオイルを塗る場合、リラックス効果を期待するのではなく、塗った部分の改善を期待し、使用するようにしてください。
ただし、肌からの摂取は吸収率が低いため、舌の裏に落とす方法で摂取する場合よりも、CBDオイルの使用量が多くなってしまう場合があります。
分量が不明確な場合は、CBDがすでに含まれている保湿クリームやオイルバームを購入することをおススメします。
CBDクリーム一覧
CBDオイルの摂取量は?
一般的なCBDオイルの摂取量は、最初は少量から始め、徐々に量を増やしていく、という方法で調整していきます。
1週目:1日2滴~8滴(CBD 10-40mg/日)
2週目:1日4滴~10滴
3週目:1日6滴~12滴
2週目以降の摂取量は、前の週の摂取量に加えて、CBDオイルを1滴づつ増やす(CBDを5mg増やす)だけです。
※10mlのCBDオイルに1000mgのCBDが含まれている(CBDオイル一滴に5mgのCBDが含まれている)と仮定した場合。
例えば、1週目に朝晩1滴ずつ摂取した場合は、翌週朝晩2滴ずつ摂取する、というような形です。
症状が回復していると感じるまで、毎週5-10mgずつCBDの量を増やしていきましょう。
CBDオイルの摂取量とその効果を理解しておくために、携帯電話やメモ帳にどれくらいのCBDオイルを使って、自分の体の状態はどうなのかをメモしておくことをお勧めします。
なぜこのような使い方をしなければいけないか?
CBDオイルの適した摂取量は、CBDを摂取する人の状態により異なり、例えば以下のような項目が関連しているからです。
- 体重・身長
- 体の調子
- 代謝
- CBDオイルの濃度
人によりCBDオイルの適した摂取量は変わることが前提にあるため、少量から量を増やしていく、という方法が推奨されています。
また、もしCBDを推奨しているかかりつけの医師などがいる場合は、医師に相談をし、分量を決めていくことがいいでしょう。(CBD実践医療機関:https://cbd-info.jp/clinics/)
CBDの摂取量が明確になったのではないでしょうか?
次に、どのようなタイミングでCBDオイルを摂取するのがいいのか、見ていきましょう。
CBDオイルの摂取タイミングは?
一般的に、CBDオイルは舌下摂取において、このようなタイミングで摂取されています。
朝:1滴
昼:(1滴)
就寝前:1~2滴
ぐっすり眠りたい場合は、一日の摂取量を守り、夜多くCBDオイルを摂取する。
逆に、例えばマッサージや家でリラックスをしたい場合は、夜ではなく、昼に1滴多くCBDを摂取する、としても問題はありません。
CBDオイルの摂取タイミングも、摂取量と同様、摂取者の代謝などにより差があります。
そのため、CBDの摂取量を調整していく中で、自分に合った摂取タイミングを見つけていくことが一番です。
「CBDを必要以上に摂取してしまったら体に害があるのでは?」
という疑問を持った方もいるかもしれません。
ここで忘れてはいけないのが、CBDオイルの一日許容摂取量です。
CBDオイルの一日許容摂取量は?
2011年の研究結果※1において、CBDを継続的に使用する場合、1日あたり1,500 mgのような高用量でも、その量は十分に許容されることが認められています。
また、2017年に行われた2011年の研究結果のレビューにおいても、CBDの継続的な使用は1日あたり1,500 mgでも問題ない、ということが再確認されています。
1500mgはCBDオイルにするとどれくらいになるのかというと、10mlのボトルに1000mgのCBDが含まれている場合、CBDオイル1本半分が、CBD 1500mgを摂取するのに必要な量です。(一滴にはCBDが5mg含まれると言える)
ですが、CBDの摂取量についても説明した通り、CBDオイルは一日数滴で効果を得ることができます。
1500mgでも人は十分に許容できるという研究結果が出てはいるものの、大量に摂取すればするほど効果を感じられるわけではありません。
自分に適した量を摂取することが、CBDの効果を最大限に得るポイントです。
関連リンク:CBDオイルは安全か?
自分に適したCBDオイルの容量・用法を見つけること
一般的なCBDオイルの使い方は、舌裏にオイルを数滴落とし粘膜から吸収すること。そのときの容量は、CBDの分量10mg-20mgから始め徐々に増やしていき、摂取タイミングは、効果を感じたいときに分量を増やすことがポイントとなります。
ただし、CBDの摂取量は、その摂取者の体形や健康状態、体の状態に左右され、個人差があります。
そのため、少ない分量から始め、摂取量と自分の体の状態がどのように変化しているのかを、記録しておくことが大切です。
また、どのサプリメントやビタミン剤、薬でも同じことが言えるように、CBDの効果を最大に得るためには、闇雲に量を増やせばいいというわけではありません。
自分に適した量を、適したタイミングで摂取するようにしましょう。
参照:
https://www.healthline.com/health/cbd-dosage#takeaway
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ejp.818
https://www.wellandgood.com/good-advice/cbd-oil-under-tongue/#:~:text=Throughout%20my%20time%20test%2Ddriving,effective%20way%20to%20take%20CBD.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22129319/